第65回エコデザインセミナー
自然豊かな魅力ある水辺環境の実現に向けて
~水質浄化の技術と事例から学ぶ (2)~
各地の川・池・ダム・堀などは、水質汚濁が進み、富栄養化が進んだ場所においてアオコが大発生し水面を覆い尽くすほどになったり、汚泥による悪臭、魚類など多様な生きもののすみかとなる植生帯は激減し、さらには、外来生物の増加がめだつようになり、在来の生きものが減少し、姿を消しはじめた動植物もあります。
そういった中、NPOエコデザインネットワークは、昨年6月に開催された大阪城トライアスロン大会のスイムコースである大阪城東外濠の水質改善を行い、トライアスロンの実施環境を良好にすることを目的とした実証試験や天橋立によって日本海の宮津湾から仕切られてできた内海である阿蘇海で汚泥減容実験を行いました。
今回の講演会では、基調講演に大阪大学の近藤先生をお招きして、気候変動が琵琶湖の成層構造に及ぼす影響について紹介いただき、自然豊かな魅力ある水辺環境の実現に向けて何をするべきか考えたいと思います。
■日程:2019年05月23日(木)15:00~17:00
■プログラム:
15:00~16:00 基調講演
「気候変動が琵琶湖の成層構造に及ぼす影響」
近藤 明 氏 (大阪大学大学院環境・エネルギー工学専攻 教授)
16:00~16:30 技術紹介[1]
「ウェッジワイヤースクリーンによる水質浄化事例」
阿部 昌明 氏 (東洋スクリ-ン工業株式会社)
16:30~17:00 技術紹介[2]
「微生物を生かした水質浄化事例」
森下 新太 氏 (株式会社大阪生物環境科学研究所)
■参加費:無料
■会場:セミナールーム(ATCビル ITM棟11F おおさかATCグリーンエコプラザ内)
■定員:80名(先着順)
■主催:NPO法人エコデザインネットワーク、
おおさかATCグリーンエコプラザ実行委員会(大阪市、アジア太平洋トレードセンター株式会社、日本経済新聞社)