SDGsのゴール7,13のゴール達成はエネルギーの循環利用の加速を促しています。経済産業省の作成した「2050カーボンニュートラルグリーン成長戦略」の14のセグメントの内「食料・農林水産業」の中には、特に二酸化炭素の吸収には森林の保全により、人工林の「伐って、使って、植える」の循環利用を確立し、エリートツリー等を活用した再造林や、木材利用の拡大の促進が求められています。これらの目標実現の具体的な施策として木質建築部材の開発・工法の標準化等を図り、2040年までに高層木造の技術を確立するとしています。今回のセミナーでは木造建築の「高知モデル」に焦点を当てその普及型木造ビルの「コレモク」の全国的な共有化を目指すことで、広く脱炭素化に貢献できると考えています。併せて広く、木造建築に活用されているCLTを活用した木造建築設計についてもご講演頂きます。