1月19日(金)は、あおぞら財団を通じて中国からのお客様が見学にいらっしゃいました。皆さんとても熱心にスタッフの説明に耳を傾けてくださいました。
株式会社パレットハウスジャパンのブースでは、従来、廃棄処理されていた木製パレットが家具に生まれ変わるプロセスを説明しました。「廃棄物もアイデア次第で立派な商品に生まれ変わること」、「廃棄物はお金を出して買ったものの一部だから、捨てる事はお金を捨てているのと同じ」ということを強調しました。
3Rコーナーでは、日本は法律で「リデュース、リユース、リサイクルの順に優先順位が高く設定されている」ことを説明しました。次に発泡スチロールの減容化ブロックが廃棄物そのものの削減と、運搬時のガソリンなど燃料消費量や二酸化炭素排出の大幅な削減につながることをお伝えしました。
野村興産株式会社のブースでは、水銀処理についてご説明しました。特に日本では、水俣条約の発効を受けて廃棄物処理法が改正されたことから、蛍光灯からの水銀回収への関心が高まっていることをお伝えしました。
コニカミノルタ株式会社のブースでは、同社の環境経営への取り組みについてお話ししました。特にPETとPCとを重合させたアップグレードリサイクル素材に興味を持たれたようです。また16枚の原稿を1枚〈裏表両面〉に集約する機能を実演したところ、印刷後の画質の鮮明さと、紙が大幅にリデュースできたことに感心しておられました。
株式会社ノーリツのブースでは、ハイブリッド給湯器の仕組みについてお話ししました。特に学習機能を使って貯留する湯量が最適化できる仕組みに感心されていました。
エコマークゾーンでは、ペットボトルをリサイクルした商品をご覧いただきました。マグカップやプランターを通して、リサイクルをする際は長く使ってもらえるような性能・デザインの工夫が重要になってきていることをお伝えしました。
株式会社伊藤園のブースでは、お茶をしぼった後の茶殻を様々な素材と混ぜ合わせて作られている商品群を見ていただきました。
あおぞら財団を通じてお越しになった皆様、どうもありがとうございました。
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1月19日(金) あおぞら財団 様
一般団体
2018年1月19日