1月30日(火)大阪市立大開小学校5年生の皆さんが、見学にいらっしゃいました。
「おもしろ体感」のコーナーで、手回し発電機を使って、「蛍光灯」「白熱電球」「LED電球」が、どれだけエネルギーを使うのか?その違いを体感していただきました。一生懸命回しても、蛍光灯と、白熱電球は不安定に点いたり、消えたりを繰り返すのですが、LEDは、少ない力で点すことが出来ました。LEDは「回している手が、軽くなった」と驚かれていました。
「地球温暖化」について、パネルを見ていただきながら、200年前と現在の地球の気温の違いや、このままいくと、今世紀末には地球の平均気温が、5度近く上がってしまうと言われていることを、お話ししました。日本でも、夏は38度を記録する所がありますが、5度プラスして「そんな中で、外で働くと、どうなるかな?」と想像していただきました。温暖化の問題点は、他にも沢山ありますが、気候の変化に伴い私たちの食糧問題があります。輸入に頼っている日本にとって、大変大きな問題である事を、お話ししました。そういった事を知って、今日から出来ることは何か?を一緒に考えて頂きました。
「エコマーク」のゾーンでは、日本のエコマークについて、ご紹介しました。日本では1989年にスタートした制度ですが、日本のラベルは皆さん「見たことがある」ということでしたので、国によって違うエコラベルも見て頂き、中でも特徴的なインドのラベルについて、なぜ壺も絵が環境と関係あるのか?というお話をしました。また、リサイクル商品である「エコマグカップ」が、2リットルのペットボトル何本で作られているか?という質問に、「50本」「100本」という答えが出ましたが、2.5本から出来ていることに大変驚かれていました。
「3R」のコーナーでは、「リユース」「リデュース」「リサイクル」には優先順位が法律で定められていることを、お話しました。リサイクル自体は、良いことですが資源の少ない日本では、ゴミを減らすことが最優先です。皆さんがゴミと思って捨てているモノにも、エネルギーをかけて作られており、ゴミと思っている部分にも、お金を払っているのだという事に気づいて頂けたようです。
サラヤ株式会社のブースでは、洗剤の原料になっているヤシの実が、ボルネオの熱帯雨林の森から収穫されていると言う事と、ボルネオの森林保護と、そこに暮らす動物の保護も行っている活動を、ご紹介しました。ビデオで流れている傷ついたゾウを手当している(株)サラヤのスタッフの方たちの様子を真剣に見ておられました。
大阪市立大開小学校の皆さん、ありがとうございました。
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1月30日(火) 大阪市立大開小学校5年生 様
小学校
2018年1月30日