7月10日(火)は、中国青海省循環型経済社会研修団の方々が見学にいらっしゃいました。
皆さんとても熱心にスタッフの説明に耳を傾けてくださいました。
3Rコーナーでは、日本は法律で「リデュース、リユース、リサイクルの順に優先順位が高く設定されている」ことを説明しました。
また日本の環境法の体系、とくに循環型社会形成推進基本法についてご説明しました。
大栄環境株式会社のブースでは、同社が収集運搬→中間処理→再資源化→最終処分→跡地利用の全てを1社で対応できること、また跡地は公園として市民に開放することにより「廃棄物処理場は汚い」というイメージを払拭していることなどをお伝えしました。
資源リサイクルセンター株式会社松田商店のブースでは、ペットボトルをリサイクルした商品をご覧いただきました。
マグカップやプランターを通して、リサイクルをする際は長く使ってもらえるような性能・デザインが不可欠になりつつあることをお伝えしました。
株式会社伊藤園のブースでは、お茶をしぼった後の茶殻を様々な素材と混ぜ合わせて作られている商品群を見ていただきました。
株式会社パレットハウスジャパンのブースでは、従来、廃棄処理されていた木製パレットが家具に生まれ変わるプロセスを説明しました。
「廃棄物もアイデア次第で立派な商品に生まれ変わること」
「廃棄物はお金を出して買ったものの一部だから、捨てる事はお金を捨てているのと同じ」
ということを強調しました。
その他、ミズノ株式会社の環境への取り組み、株式会社エフピコの「トレーtoトレー」リサイクルシステムの仕組み、コニカミノルタ株式会社のアップグレードリサイクルで生まれた素材(ポリマーアロイ)を本体に使用したコピー機などをご覧いただきました。
中国青海省循環型経済社会研修団の皆様、どうもありがとうございました。